キッチンカー(移動販売)の開業を考えている皆さんアクセスありがとうございます!
ここでは、
実際にキッチンカー開業を経験している「開業者の声」を元に
具体的にどのようなステップを踏んで開業しているのか
をまとめています。
キッチンカーに限らず飲食店経営に大事なことは「継続」すること。
開業後にキッチンカーで稼ぐコツやマインドについても詳しくお話しておりますので是非最後までお読みください!
目次
何を販売するのか決めよう
まずは1番大事な『商品』を決めましょう!!
商品が決まらないとまずは何も始められません!
でも、販売する商品ってとても迷いますよね・・・・
自分が作りたい物と、お客様が求めているものは違います。
まずは、主にどの場所で出店を考えて居るのか?を決めてから、その場所で売れる商品を考えましょう。
もしくは、作る商品を決めてから売る場所を考えるでもいいと思います。
例えば…
オフィス街でランチ出店!
→→クレープ・タピオカ・ホットドック・ドーナツ・・・は中々売れません。
これらの商品は逆に、
イベント出店!となると需要が高く、売れるのは想像できますね。
始めてみると理想と現実に大きなギャップがあることも。
まずは大まかな出店場所をリサーチしてから商品を決めてもいいかもしれませんね。
キッチンカーを始める大まかな時期と日程を決めよう(6か月~1年前)
キッチンカーをオープンする時期はしっかりと決めておいたほうが良いです。
可能なら、〇月〇日にオープンする!と日程まで決めてしまいましょう!
なぜなら、日にちが決まるとモチベーションと行動スピードを上げることが出来、ずるずると開業日が伸びて遅れて時間が無駄になってしまう・・・なんて事にならずに済みます。
日程を決めたからといって、理想通り完璧にうまくいくことなんてあまりありません!
安心して作業していきましょう。
開業する地域の「商工会議所」を調べよう(6か月~1年前)
商工会議所では、こんな仕事をしています
- 意見活動
- 商店街の近代化
- 部会活動
- 経営相談
- 広報活動
- 各種検定
- 講演会、講習会
- 労働保険事務代行
- 各種共催制度
- その他
中でも、商工会議所が行っている『経営相談』を活用してみましょう!
基本的には自分が住んでいる地域で開業届を出し、地域に密着したキッチンカーオープンされる方が多いと思います。
ここからは実際に経営相談へ行っていってみた体験談とその方法をお話します!
1.地域の商工会議所に電話をして『経営相談をしたいのですが…』と連絡すれば、相談日の日程を調整してくれます。
2.実際に商工会議所へ行き経営の相談をします。
ーここで、開業に必要な書類のお話や借入希望の場合は金融公庫の紹介やお金を借りるために必要な事を教えてくれます。また、時期が合えば商工会議所で行っている開業セミナーのご案内もしていただけます。
3.一度お話をして、もし自分の開業イメージと合致し地域に密着したキッチンカーを開業したい!と思ったら、商工会の会員になるのもアリです。
ー会員になれば、地元のお祭りに出店できたり、無担保・無保証・低利な融資制度(マルケイ資金)や目的に応じた融資を受けることができたり、経営にかかわるすべてのことや確定申告のこと等、経営コンサルタントにいつでも相談でき支えてくれるのが特徴です。
私は商工会の会員にはなりませんでしたが、実際に商工会議所で無料経営相談をしたらとても優しく、親身になってお話を聞いてくれ、アドバイスを頂けました。補助金を申請する時も相談しに行きましたし、一度顔をだし認知してもらうことはいいかもしれません。
開業セミナーや勉強会に参加する
『開業セミナー』と聞くとなんだか高そうで気が引けるようなイメージがありますが、そんなことはありません。
各地域によって金額は変わってきますが、基本的に内容は金額以上の価値があります。
参加することで開業・経営に関わる基本的なことが細かく学べます。
また、参加している人は新規開業を考えている様々な業種の方が集っているので、同じ町での経営者の『同期』と知り合うことが出来ます。
例として福島県の郡山市で行っている開業セミナーの内容を軽くお話します。
セミナー自体は9~11月、参加募集はだいたい7・8~10月で行っているところが多いです。
参加費用は約10000円、全部で12回ありました。
9月~11月の3か月間、毎週土曜日の9時~17時まで、毎回みっちりと勉強し内容が充実していました。
勉強の流れは以下の記事を参考にしてください。
終わった後には参加者全員&先生、過去の卒業者が集まり飲み会が実地され、新たに経営者の知り合いを増やす場に参加することが出来ました!
修了証をもらえるのですが、修了証があれば地域の特別な補助金申請が行えたり、借入する際にも終了証を提出すれば審査が通りやすくなり役立ちます。
キッチンカーの見積もりをしよう(5か月前)
まずは一番大事な本体・キッチンカーの見積もりをしましょう!
なぜ最初にやるかというと、キッチンカー本体の制作は約2か月かかると思っておいて下さい。会社によってはもっとかかるところもあります。
資金を借入する場合は見積もりを提出しなければいけないし、審査から実際に手元に入るまでに2~4週間かかります。
事業計画書の制作等の期間も含めて逆算すると、理想の車体を探し始めてから手元に届くまで約3か月です。
そこからキッチンカーに機材をのせたり、実際にシュミレーションする期間などを考えると、6か月前あたりから探し始めた方がいいですよね。
中古品などで完成されているものであればすぐに手に入りますが車は仕事の命です。
長く続けていきたいのであれば金額を惜しまず信用できる場所で購入をしましょう。
事業計画書を作ろう(5か月前)
事業計画書とは、その名の通り
開業する事業の計画をまとめた書類です。
ちなみに、お金の借入時にも計画書の提出は必須です。
事業計画書の内容は何を書けばいいの??
という方にざっくりとご説明いたします!
事業計画書の内容
1.創業の動機
2.経営者の略歴等
3.取扱い商品・サービス
4.取引先・取引関係等
5.顧客ターゲット
6.出店場所
7.必要な資金と調達方法
8.事業の見直し
・・・はい、結構しっかりあります。笑
実際、事業計画書を作らずに開業している人もたくさんいます。
しかしここで手を抜く人はとても詰めが甘いと私は思います。
もちろん、独自のやり方で開業し成功しているキッチンカーも多いですが
それはライバルが少なかった今までの話。
コロナ化でニーズと共に急増したキッチンカーはこの先廃業者も増えるでしょう。
成功したいならまずは、計画書をしっかりと作ることです。
事業計画書を作ることで、頭の中で描いていた計画が現実と照らし合わせることが出来ます。
また、商工会のセミナーを受ける方であれば事業計画書作りはセミナーで実地すると思いますのでそこで制作するのも良いでしょう。
見えてきてやるべきことがリスト化されたのならば、開業までもう少しです。
資金調達をしよう(3~6か月前)
資金調達って、一番難関だと思っていませんか??
ココでは、開業後にしっかりと返済してくれる人物なのか?
が大切になりますので、まずは事業計画書をしっかりと作りこむことをオススメします。
また、申請にはキッチンカーの出店場所が確約されている場所を決めて申請すると尚通りやすいです。
また、借入する時はその内訳をちゃんと提示する必要があります。
キッチンカーの車代・機材の購入・運営資金(6か月分)・・・
借入時の申請方法やについてまとめた記事がございますのでこちらをご覧ください